基本操作編 07 / 10 基本 約5分

テキストの設定|読みやすさを決める4つの数値

フォントサイズ・行間・字間・文字数の4つで、文章の読みやすさはほぼ決まります。見出しと本文の使い分けと、意味で見出しを選ぶ理由を解説します。

この教材で学べること

  • 読みやすさを決める4つの数値と、その目安
  • 見出しを「大きさ」ではなく「意味」で選ぶ理由
  • 文字色とコントラストの考え方

デザインが素人っぽく見える原因の多くは、配色でも装飾でもなく文字まわりの数値にあります。逆に言えば、ここを整えるだけで一気に見られるものになります。

読みやすさを決める4つ

項目役割目安崩れる例
フォントサイズ読みやすさの土台本文はPCで16px前後13pxで作り、スマホで読めない
行間(行の高さ)文章のまとまりやすさ本文で1.7〜2.0倍1.2倍で詰まり、圧迫感が出る
字間見出しの印象見出しは少し広げると締まる本文まで広げて読みにくくなる
1行の文字数目線の戻りやすさ日本語で35〜45文字程度画面いっぱいに伸びて読み疲れる

とくに見落とされやすいのが最後の1行の文字数です。テキストのボックスを画面幅いっぱいに広げると、大画面では1行が長くなりすぎます。文章のまとまりには最大幅を持たせてください。

1行の文字数が長すぎる場合と適切な場合を比較した図 幅の制限なし(読みにくい) 行末から次の行頭まで目線が大きく戻る 最大幅あり(読みやすい) 本文のまとまりには最大幅を持たせる
図1:画面が広いほど、幅の制限がないテキストは読みにくくなる

見出しは「意味」で選ぶ

見出しにはH1・H2・H3という段階があります。これは文字の大きさではなく、文章の階層を示すものです。大きく見せたいという理由でH1を使うと、検索エンジンにも読み上げにも誤った構造が伝わります。

見出し使う場所1ページ内の数
H1そのページの主題1つだけ
H2大きなセクションの見出し複数可
H3H2の中の小見出し複数可
本文テキスト説明文・キャッチコピー制限なし

大きさを変えたいだけなら、本文テキストのままフォントサイズを上げれば済みます。見た目と意味を切り離して考えてください。

文字色とコントラスト

薄いグレーの文字は洗練されて見えますが、薄くしすぎると読めません。とくに屋外でスマホを見る状況では顕著です。本文は濃いめ、補足は少し薄め、という2〜3段階に絞ると管理も楽になります。

用途濃さの目安
本文・見出しほぼ黒に近い濃さ
補足・キャプションやや薄いグレー
背景が濃い上の文字白、または白に近い色

次は画像の扱いです。

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