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【埼玉】Webデザイナーに聞いたオフライン営業での案件獲得|会員インタビュー

2026.09.12 公開 / 編集長:松永 勇樹

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公開 2026.09.12 編集長:松永 勇樹(ノーコードサロン代表) 読了 約10分

【埼玉】Webデザイナーに聞いたオフライン営業での案件獲得|会員インタビュー

「営業が苦手で案件を取れる気がしない」「クラウドソーシング以外の受注方法が分からない」——Web制作を学んだあと、最初の壁になるのは営業です。今回は、埼玉を拠点に個人事業主や地域のお店を中心にStudioでホームページ制作を行うWebデザイナー、ゆっけさんにお話を伺いました。ゆっけさんはオンラインの営業を使わず、地域で直接会った方からの依頼だけで案件を獲得しています。なお本記事は、150名以上が参加するノーコードコミュニティ「ノーコードサロン」の会員インタビューとして、実際の制作現場の話をそのまま整理したものです。

この記事の要点

  • 埼玉を拠点に活動するWebデザイナーのゆっけさんは、クラウドソーシングや問い合わせフォームを使わず、地域で直接会った方からの依頼で案件を獲得しています。
  • 秘訣は売り込まないことで、日常会話の中で「デザインをやっている」と伝え、必要なときに思い出してもらう関係づくりを優先しています。
  • AIは0から1を作る部分に使い、最終的なデザインと実装はStudioで自分の手で仕上げる、という使い分けをしています。

インタビューの様子は動画でもご覧いただけます。

結論:オフライン営業で決まる理由は「売り込まないこと」

ゆっけさんの受注経路は、地域の交流会やイベント、新しくできたお店へ足を運ぶといった、人と直接会う機会から生まれています。そこで強く売り込むことはしません。

ご本人の言葉では、「営業するというよりは、こういう仕事をしていますとお伝えして、必要なときに思い出してもらえたら嬉しいなというスタンス」とのことです。実際にお会いした方から数ヶ月後に連絡が来て依頼につながるケースが多い、と話していました。

案件獲得の進め方全体については、Studioで案件を取る5ステップもあわせて参考にしてください。

ゆっけさんのプロフィール

埼玉を拠点に活動するフリーランスのWebデザイナーです。Studioを使ったホームページ制作をメインに、名刺などのデザイン制作も手がけています。顧客は個人事業主や地域のお店が中心です。

ノーコードサロンには1年以上在籍し、現在はメンターとしても活動しています。

オフライン営業で受注するためにやっていること3つ

やっていること1:地域に足を運んで顔を合わせる

地域の交流会に参加する、イベントに足を運ぶ、新しいお店やカフェができたら実際に行ってみる。ゆっけさんは人と直接会う機会を意識的に作っていると話します。

ここで重要なのは、これが義務になっていない点です。「もともと人と関わることがとても好きで、新しいお店を巡ることも好きなので、自分自身も楽しみながら地域に関わっています」とのことでした。営業活動として我慢してやっているのではなく、元々の行動の延長線上に置かれています。

やっていること2:日常会話の中でさりげなく伝える

売り込みはしません。普段の会話の流れで「デザインをやっているので、困ったことはありますか」と伝える程度に留めているそうです。

営業の場では、最初から自分の経歴とできることを一方的に説明してしまう人が少なくありません。ゆっけさんのやり方はその逆で、相手の困りごとを聞く入口だけ作っておくという形です。「お友達みたいな感じで長く付き合うからいいなと思っています」という言葉が、この関係性をよく表しています。

やっていること3:思い出してもらえる人になる

受注できている秘訣を尋ねると、「自分が何で思い出してもらえるのか」「話しやすいのかな」と自己分析されていました。

ホームページが必要になるタイミングは、相手の事業の都合で決まります。こちらから作れるものではありません。だからこそ、必要になった瞬間に名前が浮かぶ状態を保つことが、結果的に受注につながっています。

StudioでWeb制作をしている理由2つ

理由1:制作スピードが速い

コードを書かなくてもクオリティの高いサイトが作れる点を挙げていました。小規模事業者を顧客とする場合、予算と納期の制約は大きくなります。ここでStudioの制作スピードが効いてきます。

理由2:お客様が自分で更新しやすい

もう一つが更新のしやすさです。「お客様が自分で更新しやすいところがいいなと思って使っています」とのことでした。小規模事業者との相性がよいと感じているそうです。

Studioの基本的な考え方はStudioの使い方の基礎、CMSを使った更新の仕組みはStudioのCMS・ブログの作り方で解説しています。

制作事例から見るデザインの考え方2つ

事例1:出張フォトグラファーのホームページ

Studioを始めて半年ほどの時期に制作したサイトです。ヒアリングを通して、顧客が写真だけでなく一つ一つの言葉も大切にしていると感じたため、写真と言葉がすっと入ってくるよう余白を活かしたシンプルなデザインにしたそうです。

シンプルな構成をベースにしつつ、細部のデザインにこだわることで、単調な印象にならないよう調整しています。お知らせとギャラリーはStudioのCMSを使い、ギャラリーはタブでカテゴリーを切り替えられるようにしました。プラン紹介は内容が多く複雑な印象だったため、違いが一目で分かるよう整理し、写真はカルーセルでストレスなく見られる形にしています。

タブやカルーセルの実装方法はStudioのタブ切り替えの作り方、Studioのカルーセルの作り方で扱っています。

事例2:女性専用ピラティススタジオのホームページ

Studioを始めて3〜4ヶ月の頃に制作したサイトで、写真撮影から文章作成、実装まですべてを担当しています。

ピラティスが目指すしなやかなボディをデザインでも表現したいという意図から、角丸を使い、写真を丸く切り抜き、ページの切り替えにも曲線を取り入れたそうです。特徴の紹介部分はアイコンを使って直感的に理解できるようにし、色は水色とグリーンで爽やかさと健康的な印象を表現しています。

いずれの事例も、事業の内容をデザインの選択に翻訳している点が共通しています。見た目を先に決めるのではなく、ヒアリングで掴んだものを形にする順番です。

AIとStudioの使い分け3つ

使い分け1:AIは0から1を作る部分に使う

ゆっけさんはAIを毎日使っています。主にChatGPTとClaude Codeで、ワイヤーフレームの作成など0から1を作り出す部分での活用が多いそうです。構成案の作成やキャッチコピーづくりにも使っているとのことでした。

メンター業務では、分からないことが出たときにNotebookLMで質問をまとめ、必要なときにすぐ回答できる状態を作っているとのことでした。

使い分け2:最終的なデザインと実装は自分の手で行う

一方で、実装はStudioで自分の手で行っています。「0から1で作ってもらったデザインをそのまま使うのはなかなか難しい」という実感から、使いながら自分で調整して修正する流れに落ち着いたそうです。

最終的な判断とデザインは自分で行い、顧客に合った形にブラッシュアップする。この線引きが明確です。StudioとAIの役割整理はStudioとAI(Claude Code)の使い分けでも扱っています。

使い分け3:学び続けることを前提にする

AIを使い始めた頃は、プロンプトを書くのが難しく、思ったような回答が返ってこないことが多かったといいます。そこからセミナーに参加したり、他の人が公開しているプロンプトを見て学んだりして、どんな指示ならAIが理解しやすいかを掴んでいったそうです。

「AIは日々アップデートがすごくされていくので、自分自身も学び続けることをとても大切にしています」という言葉がありました。道具の変化が速い領域では、覚えた知識より学び続ける姿勢が効いてくるということだと思います。

ゆっけさんが考える自分の強み

強みを尋ねると、「お客様が話しやすい雰囲気づくり」と答えていました。

ホームページ制作は専門用語が多く、不安を感じる顧客も少なくありません。だからこそ分かりやすく伝え、一緒に考えながら進めることを大切にしているそうです。「ホームページ制作の中でヒアリングが一番大切だと思っている」とも話していました。顧客がうまく言葉にできない思いや事業の魅力を整理して、一緒に作っていく進め方です。

オフライン営業で受注できている理由と、この強みは地続きです。話しやすいから思い出してもらえ、ヒアリングを丁寧にやるから事業に合ったサイトになる。営業手法ではなく、仕事の姿勢そのものが受注につながっている形です。

ノーコードサロンをどう使っているか

ノーコードサロンに参加したきっかけは、Studioを独学で学ぶ中で一人では限界を感じたことでした。分からないことを相談できる環境と、同じように頑張っている仲間が欲しかったといいます。

現在の位置づけを尋ねると、「自分のペースで成長していける場所と、新しいことにチャレンジできる場所」という答えでした。相談できるだけでなく、新しいことに挑戦してみようと思える環境があり、AIなどの新しい技術をいち早く取り入れられる点を挙げていました。メンターという役割にも新しく挑戦しています。

最近はオフラインで他の会員と会う機会もあり、仲間づくりの面でも活用しているそうです。他の人に紹介するとしたら、「新しい情報や技術をいち早く取り入れられる場所」で、「実際に活用している方から学べる」「誰でも挑戦できる環境が整っている」と伝えたいとのことでした。

今後の目標

最後に今後の目標を伺いました。「制作だけでなく運用まで任せていただける、ずっとお付き合いできる頼れるデザイナーになりたい」という答えでした。

制作して終わりではなく、顧客の事業の成長に寄り添いながら、必要なときに相談してもらえる存在を目指すとのことです。これはStudio.Dropの登場で制作者の役割が変わっていく流れとも重なります。作ることの価値が相対的に下がり、伴走の価値が上がっていく方向と同じ場所を見ています。

よくある質問3つ

質問1:オフライン営業はどの地域でも通用しますか

地域の規模や事業者の数で条件は変わります。ゆっけさんの場合は埼玉という拠点で、個人事業主や地域のお店という顧客層がはっきりしていました。自分が通える範囲に顧客になりうる事業者がいるかどうかが前提になります。

質問2:人と話すのが苦手でも案件は取れますか

ゆっけさんは人と関わることが好きだと話しており、その性質が活きています。苦手な方が同じやり方を無理に真似する必要はありません。ただし「売り込まない」「必要なときに思い出してもらう」という考え方自体は、オンラインの発信でも応用できます。

質問3:AIだけでサイト制作はできますか

ゆっけさんの実感では、0から1で作られたデザインをそのまま使うのは難しいとのことでした。たたき台として使い、判断と仕上げは人が行う形が現実的です。

まとめ

埼玉を拠点にStudioでホームページ制作を行うゆっけさんは、地域で直接会った方からの依頼で案件を獲得しています。地域に足を運び、日常会話の中でさりげなく伝え、必要なときに思い出してもらう。強く売り込まないやり方が、結果的に依頼につながっています。

AIについては、0から1の部分に使い、最終的なデザインと実装はStudioで自分の手で行うという線引きをしています。道具は変わっても、ヒアリングで事業を掴んで形にする部分は人の仕事として残るという見方です。

ノーコードサロンでは、150名以上のメンバーがStudioでの制作ノウハウや案件獲得の進め方、AIを組み合わせた制作の実際を共有しています。今回のゆっけさんのように、メンターとして活動しながら自分のペースで挑戦を広げている会員もいます。学習や案件でつまずいたときに相談できる場として活用いただけます。

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この記事を書いた人

松永勇樹(ノーコードサロン編集長)

編集長

松永 勇樹

ノーコードサロン代表 / Studioエキスパート

Studioエキスパートとして300件以上の指導経験を持つ。 150名以上が参加する月額制コミュニティ「ノーコードサロン」代表。 制作の現場で実際に詰まったところと、その解き方を記事にしています。

最終更新:2026.09.12

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