Web制作で案件を取りたいけれど、自分の実績をどう見せればいいか分からない、ポートフォリオを作ろうとしても構成で手が止まる——これはノーコードで受注を始める方が必ず通る悩みです。作品を並べただけのページでは「きれいだけど、何を頼めばいいのか分からない」と受け取られてしまい、せっかくの実績が案件につながりません。かといって、凝りすぎて完成しないのも本末転倒です。
この記事の要点
- ポートフォリオサイトは「作品を並べる」だけでなく、誰に何を依頼してほしいかが伝わる構成にすることで、案件獲得につながります。
- Studioはデザインの自由度が高く、テンプレートを土台に短時間で見栄えのするポートフォリオを作れます。CMS機能を使えば実績を後から追加しやすくなります。
- 掲載する実績は「担当範囲・目的・成果」をセットで見せると信頼されやすくなります。公開後はSNSや営業でURLを活用しましょう。
本記事では、Studioでポートフォリオサイトを作る手順を「構成設計 → 制作 → 公開・活用」の順に解説します。何を載せ、どう見せれば依頼につながるかという中身の設計から、Studioでの具体的な作り方までを整理しました。150名以上が参加するノーコードコミュニティ「ノーコードサロン」に集まる制作現場の知見をもとに、案件獲得に効くポートフォリオの作り方をまとめています。
結論:ポートフォリオは「営業ツール」として設計する
結論から言うと、ポートフォリオサイトは作品集ではなく「営業ツール」として設計するのが正解です。訪れた人(見込みクライアント)が「この人に、これを頼めそうだ」と判断できることがゴールです。そのためには、最低限このブロックをそろえます。
| ブロック | 役割 |
|---|---|
| ファーストビュー | 何ができる人かを一目で伝える(例:StudioでのWeb制作) |
| 実績(制作事例) | 作品を担当範囲・目的とともに見せる |
| 提供できること | 対応範囲・得意分野を明示する |
| プロフィール | 経歴やスキル、人柄が伝わる情報 |
| お問い合わせ | 依頼につなげる導線(フォーム・連絡先) |
Studioはデザインの自由度が高く、この構成をきれいに形にできます。まず「誰に何を依頼してほしいか」を決めてから作り始めると、デザインで迷いにくくなります。制作の全体像がまだ不安な方はノーコードWeb制作の独学ロードマップもあわせて確認してください。
手順:Studioでポートフォリオを作る
① 構成を決める(何を載せるか)
まず、上の表のブロックを紙やメモに書き出し、掲載する実績を選びます。実績は数より「見せ方」が重要です。1件ごとに「何のためのサイトか(目的)」「自分がどこを担当したか(範囲)」「工夫した点・成果」をセットで用意します。実績がまだ少ない場合は、自主制作や架空クライアント向けのサンプルでも構いません。大切なのは、クオリティが伝わる状態にすることです。
② テンプレートを土台に作り始める
Studioには多数のテンプレートがあり、ポートフォリオ向けのものを土台にすると短時間で形になります。ゼロから作るより、テンプレートを選んで文言・画像・配色を自分用に差し替えるほうが、初心者でも完成度を保ちやすくなります。レイアウトの基本になるボックスや余白の考え方はボックス・余白の仕組みで解説しています。
③ 実績セクションを作り込む
ポートフォリオの心臓部が実績セクションです。各事例はサムネイル画像+タイトル+一言説明で一覧化し、クリックで詳細(担当範囲・目的・成果)が見られる構成にすると分かりやすくなります。実績が増えることを見越すなら、StudioのCMS機能で実績を管理すると、後からの追加が楽になります。CMSの使い方はStudioのCMS・ブログの作り方を参考にしてください。すでにFigmaでデザインがある場合はFigmaからStudioへの移行の流れで実装できます。
④ お問い合わせ導線を用意する
ポートフォリオの目的は依頼を受けることです。各ページから迷わずたどり着けるお問い合わせフォームを設置しましょう。フォームの作り方はお問い合わせフォームの作り方で解説しています。公開前に、実際に送信して通知が届くかを必ずテストします。
⑤ レスポンシブを確認して公開
スマホから見られることも多いため、PC・スマホの両方で表示が崩れないかを確認します。崩れる場合の直し方はレスポンシブが崩れる原因と直し方を参照してください。確認できたら公開します。可能であれば独自ドメインで公開すると、信頼感とブランド感が高まります。
つまずき・よくある失敗と対処
- 作品を並べただけで終わる:目的・担当範囲・成果を添えないと、スキルが伝わりません。1件ずつ言語化しましょう。
- 完璧を目指して公開できない:ポートフォリオは公開してから改善するものです。まず7〜8割で公開し、実績が増えたら追加します。
- お問い合わせ導線がない/弱い:連絡先がないと依頼が来ません。全ページから届く導線を用意します。
- スマホ表示の崩れを放置:見込みクライアントの多くはスマホで見ます。スマホでの見え方を優先して整えます。
- 「何でもできます」と書いてしまう:対象が広すぎると刺さりません。得意分野を絞って打ち出すほうが依頼につながります。
ノーコードサロンの制作現場でも、ポートフォリオは「見せ合ってフィードバックをもらう」ことで一気に良くなります。自分では気づけない見づらさや、実績の伝わりにくさを他者の目で指摘してもらえると、案件につながる完成度に近づきます。作ったポートフォリオを営業でどう使うかはWeb制作の営業方法、Studioで案件を取る方法もあわせて確認してください。
よくある質問(FAQ)
Q1実績が少なくてもポートフォリオは作れますか?
作れます。実績が少ない場合は、自主制作や架空クライアント向けのサンプルを掲載しても構いません。数が少なくても、1件ごとの目的・担当範囲・工夫を丁寧に見せれば、スキルは十分伝わります。まず公開し、案件をこなすたびに実績を追加していきましょう。
Q2ポートフォリオに載せる実績は何件くらい必要ですか?
決まった正解はありませんが、質の高い事例が3〜5件あると、対応範囲とスキルが伝わりやすくなります。件数を増やすより、1件ごとの見せ方を高めるほうが効果的です。CMSで管理しておけば、後からの追加も簡単です。
Q3Studioの無料プランでもポートフォリオは公開できますか?
無料プランでも公開自体は可能ですが、独自ドメインは使えません。ブランド感や信頼性を高めたい場合は、独自ドメインが使える有料プランでの公開がおすすめです。まず無料で作って公開し、案件が取れ始めたら独自ドメインに切り替える、という進め方もできます。
まとめ
Studioでのポートフォリオづくりは、「作品を並べる」のではなく「営業ツールとして設計する」ことが成否を分けます。誰に何を依頼してほしいかを先に決め、実績は目的・担当範囲・成果とセットで見せ、お問い合わせ導線を必ず用意しましょう。StudioならテンプレートとCMSを活用して、短時間で見栄えよく作り、実績が増えるたびに育てていけます。まずは7〜8割の完成度で公開し、フィードバックを受けながら磨いていくのが、案件獲得への近道です。
案件につながるポートフォリオを、一人で悩まず作る。
ノーコードサロンでは、150名以上のメンバーがStudio制作や案件のノウハウを共有しています。ポートフォリオの構成や見せ方でつまずいたときも、仲間にフィードバックをもらいながら仕上げられます。 まずは1ヶ月間参加してみる最終更新:2026.07.06
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