CMS編 01 / 10 実践 約5分

CMSとは何か|後から中身を増やせる仕組み

CMSが何をする仕組みなのかを、CMSを使わない場合との比較で解説します。「作って終わり」から「運用できるサイト」への分岐点にあたる回です。

この教材で学べること

  • CMSがない場合と、ある場合の違い
  • CMSが解決している問題は何か
  • この章で積み上げる4つの概念

CMSは、サイトの中身を後から追加・更新できるようにする仕組みです。ここを扱えるかどうかが、「作って終わりのサイト」と「運用できるサイト」の分かれ目になります。

CMSがない場合と、ある場合

CMSがない場合とある場合の更新作業の違いを示した図 CMSなし お知らせを1件足したい → 制作者に連絡する → ページを複製して作る → 一覧にもリンクを手で足す 毎回、制作者の作業が発生する CMSあり お知らせを1件足したい → 管理画面でフォームに入力 → 公開ボタンを押す → 一覧も詳細ページも自動生成 クライアント自身で完結する
図1:CMSが解決しているのは「更新のたびに制作者が要る」という問題

CMSなしで納品すると、更新のたびに無償対応を求められる関係ができあがります。有償にするにしても、1件のお知らせ追加に見積もりを出すのは双方にとって面倒です。

何が自動化されるのか

作業CMSなしCMSあり
詳細ページを作る1件ごとに手作業で複製自動生成
一覧に追加する手でリンクを足す自動で並ぶ
新しい順に並べる手で並べ替える日付で自動
デザインを変える全ページを1枚ずつ直す雛形を1枚直す
古い記事を消すページとリンクを両方消す1件消せば両方消える

4行目が特に効きます。記事が100本あっても、デザインの修正は1回で済みます。手作業で複製したページでは、これができません。

この章で積み上げるもの

CMSの用語は独特ですが、覚えるのは4つだけです。1レッスンずつ順に積み上げます。

順概念ひとことで言うと
1モデルコンテンツの型(設計図)
2プロパティその型が持つ項目
3アイテム実際の1件分のデータ
4CMSリストページ上に並べる仕組み

次はその前段として、CMSを使う場面と使わない場面を切り分けます。

まずは1ヶ月間参加してみるplay_arrow